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企業研修で沖縄へ!

沖縄県豊見城市にある、ラムサール条約に登録されている「漫湖水鳥・湿地センター」へ研修に行きました。

ラムサール条約とは、単に水鳥の保護をするだけではなく、総合的な湿地保全のための条約のこと。

詳しくは環境省HPへ

ラムサール条約とは?

 

日本のラムサール条約登録湿地数は

53ヶ所(2023年時点)。

沖縄県内では5ヶ所が登録されています。

 

そんな貴重な場所へ今回観察へ!

漫湖で出会える鳥には、「クロツラヘラサギ」「アオサギ」「コサギ」「キシアシギ」等がいます。左の写真の遠くの方に写ってますが、この時2羽の「コサギ」を見ることができました。

 

漫湖には、水鳥の食料となる稚魚や底生生物が豊富にいるので、ここに鳥たちはやってくるそうです。

底生生物(動物)とは?

 

 

1950年代半ば頃の漫湖は、子供たちの遊び場であり、漁業の場でもあった。

しかし1960年代以降に埋め立てなどにより干潟かが急激に進み、現在の姿になったそうです。

水鳥や生物を取り戻そうと、マングローブを増やす活動が行われましたが、今度はマングローブが増えすぎて、底生生物が減り、水鳥も飛来しなくなった時期があったそう。

そのため、マングローブを伐採し、底生生物も生息しやすい環境に整備していったそうです。

 

ここではこれまでに、地元の人や子供たちが湿地のゴミをみんなで回収したり、という活動もされているそうです。

 

これからも水鳥も底生生物も、漫湖が住みやすい環境であり続けてほしいです。